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法廷劇の傑作として読みつがれている名作「検察側の証人」、オカルト現象をあつかった「アーサー・カーマイケル卿の奇怪な事件」、人の運命のおもしろさを描いた「リスターデール卿の謎」、「ジェーンの就職」の4編を収録。
探偵小説芸術論を提唱して、探偵小説は、謎・論理的思索・謎の解決の三条件を具備しなければならず、その形式が完備しているほどすぐれた探偵小説であり、芸術小説である、と主張した著者の成果を示す長・短編の秀作を収録。
自分をゆすっている男に金を渡して―わたしを訪ねてきた美女は訴えた。が、彼女は何も事情を話さない。
群馬・月夜野町で、東京からの客を乗せたタクシーの運転手が殴殺されて見つかった。車内から発見されたテープには犯人の声。
中国・上海の人魚観劇場(マーメイドホール)を訪れた金田一と美雪は、呪われた「魚人伝説」そのままの、悪夢のような殺人事件にまきこまれた。
「私を誘拐してください」美しい人妻は、そう呟いて便利屋の手をにぎった。夫の愛を確かめるための“狂言誘拐”だというのだ。
死人のように青ざめた顔をした、その歴史ある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた―表題作の「閉じ箱」をはじめ、プロ作家としてデビュー後、初の短編である「陥穽」、不思議な少年の世界を描いた「けむりは血の色」、代表作の「恐怖」、その他、「実験」、「跫
T芸能に所属する人気女優・桂アヤが「青い蛇」を名乗るグループに誘拐され、まんまと一億円を奪取された!犯人からの指示で西伊豆に向かったT芸能社長・五十嵐は、捜査陣に内密に犯人と接触し、無事アヤを釈放させるのに成功した。
網走から知床を廻って阿寒湖まで旅行をして写真を撮ってきてほしい―女子大生の牧野由美と平田みどりは、売れっ子シナリオ・ライター有末吾郎の新作ドラマのための取材を代行することになった。
それは、眩暈の夕焼けから始まった…。臨床犯罪学者・火村英生が、2年前の未解決事件調査を開始したとたん、新たなる殺人が―。
狩野俊介が通う中学の担任教師・松永麗子が石神探偵事務所を訪れた。兄の死の真相を調べてほしいというのだ。
テロリストの脅迫に日本政府、非情の決断―!!爆発物を積載した超大型ヘリコプターが、“天空の蜂”と名乗る男に強奪された。
舞台は『マクベス』第三幕第三場、バンクォー暗殺の場面にさしかかっていた。刺客の凶刃に倒れるバンクォー。
二階堂日美子の兄・柏木陽一は柏市の鶴来総合病院の院長だが、その彼のもとへ伴東製薬の社長・伴東明が訪れ、熱海の別荘で暮らしている老母・鹿毛の様子を診てほしいと頼んだ。
栃木県宇都宮市郊外で起きた現金強奪事件。それはショベルカーで壁をぶち破り金庫ごと奪いとるという荒っぽい手口の犯行だった。
主人公の小川は、平凡な生活を送っている自動車修理工場のオーナーである。二人の修理工を使い、腕がいいと評判だった。
詐欺、盗み、謀略…あらゆる争いごとが持ち込まれる公事宿・鯉屋の男が見た世俗のありさまとは。
戦中の暗黒時代をくぐり抜けたミステリの庭に、色とりどりの花が咲いた46年から12年間に発表された作品より、本間田麻誉「猿神の贄」をはじめ、大坪砂男、城昌幸らの12篇を収録したアンソロジー。
窮屈なしきたりなんて、まっぴら―わたしは女ひとり、タイピング・サーヴィス業で身を立てることにした。
いつもまずいときにまずい場所に居合わせ、金にならない厄介な事件ばかりを抱え込んでしまう私立探偵のシックススミス。
ヤン・ウェンリーの監視役・レンネンカンプ上級大将が同盟軍の不穏分子に拉致され自害した事件の責任を問うため、皇帝ラインハルトは同盟領ハイネセンへの出兵を決定した。
ただ一人の親族である伯父が死の床についている。今を逃したら亡き父のことは二度と聞けない。
ある日、226年も島を彷徨っている少女の魂に出逢った少年は、彼女に恋をした。
ベトナム戦争以降、米国が極秘に開発を進めていた恐るべき生物兵器―『ナイトメア90』と名付けられたその薬は、大脳を刺激し人間が眠らせている遺伝子情報を活性化させるというものだ。
一冊のミステリを手に“深夜の散歩”に出かける。おかげで翌朝は寝不足でたいへんだ。
戦乱の世は関ヶ原に終わり、最後の雌雄を決する気運が大坂城を取り巻くころ、なお天下に志をたぎらせんとする男たちがいた―。
“荒らぶる神”を体内に宿した希代の殺人鬼・八千草飛鳥は、瀬田麗子とともに古都・奈良へ舞い戻り、そこで謎の老神主・大井出才蔵と遭遇する。
内田家の墓前に供えられた不審な花。浅見光彦は軽井沢のセンセに、隣の墓から移されたと推理を披露した。
一本の線だけで結ばれている、宙に浮かんだような若者たち。深夜のパソコン通信に嵌まる小田切薫の周りで次々殺人事件が起こる。
荒野に炸裂する銃弾の嵐!故郷を追われ、愛する人までも奪われた青年・与志は怒りに燃え、復讐劇を開始する―。
S市郊外のトンネルを抜けると蜃気楼のような街が眼の前に広がる。私はかつての師・市来を捜すためにこの街へやってきた。
イタリアは降伏、ベルリンも陥落した第二次大戦末期、孤立無援の日本では、米軍による本土空襲が激化し、戦局は絶望への道を辿る一方だった。
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